釣りによる手首痛

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釣りによる手首痛

2019/07/19

釣りをされる方で、釣り竿を持つ手の手首に痛みが生じてしまうことがあります。特に磯や堤防でウキフカセ釣りを行う場合、一般的には5m前後の竿を片手で持ち、竿先を下げた状態でアタリを待ちます。これだけでも手首の負担になりますが、強い風が吹く中で竿を保持する状況では、一層手首の負担が増してしまいます。

今回は、痛みが手首の小指側に現れてしまったケースの話しです。

片手で釣り竿を握って、手首を尺屈した状態が続くことにより、竿の重さの負担で炎症が起きてしまったものです。尺屈とは、手首を小指側に曲げる動きのことで、包丁を握って食材を切る時と同じ様な曲げ方です。

尺屈動作は、手首小指側に存在する靭帯や腱、関節円板(クッション)が押し縮められ、窮屈な状態になってしまいます。この状態で竿の重さを支えて長時間続けるのは無理があります。

この痛みの対処法

① リールのハンドルが反対になってしまいますが、出来るだけ反対の手(痛くない方の手)で竿を持つようにします。

② 目標方向(海、ウキ、ポイントなど)に対して斜めか横向きに立ちます。竿を上側からつかみ、体に近づけて持ちます。反対の手はリールより竿先側を下側から添えるように持ちます。この対処法のデメリットとして、潮の流れや風向き、足場によっては釣り辛くなってしまいます。また、アワセが遅れたり不十分だったりしてしまいます。

*説明画像にリールが存在せず、申し訳ございません。

③ 竿を握るのではなく、リールの脚部とスプールを包み込むように持ち(拳銃を持つ感じ)、竿尻を脇に挟むようにします。必要に応じて、反対の手はリールの下側から添えるようにするか、リールより竿先側を持ちます。この対処法のデメリットはアワセが不十分だったりタイミングが遅れたりしてしまいます。

*説明画像にリールが存在せず、申し訳ございません。

④ テーピングしたりサポーターを使用し、尺屈を制限する固定をします。デメリットとして、グローブ(釣り用手袋)と組み合わせにくい場合があります。また、サポーターに魚のヌメリが付いたり、頻繁に手を洗って濡れたりして不快になる方もおります。

⑤ できるだけ軽量な竿・リールを使うと手首の負担は軽減します。しかし、一般的に竿やリールは軽量なものほど高価になってしまいます。

(この他にも対処法はございます)

 

上記のように対処法にはデメリットがありますので、色々試してみて自分に合った方法を見つけて下さい。

しかし、痛みがなかなか取れない場合には治療することをお勧めします。目安として、釣行後3~4日経っても手首に痛みや違和感が残存する場合には接骨院に相談して下さい。